【チェス】Listudyで視覚化スキルを高めよう!

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はじめに

Listudy(リスタディー)は、ブラインドタクティクスの問題を解くことができるサイトです。

視覚化スキルを伸ばしたい人向け。

難易度を下げることもできます。試しに使ってみませんか?

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視覚化スキルとは?

視覚化スキルとは、ボード上の駒を動かさずに、駒の動きや局面を頭の中で思い浮かべるスキルのこと。

(ビジュアライゼーションスキル、Visualisation skillsとも言います。)

視覚化スキルを高めるメリットは・・・

・何度も同じ手順を読まなくてもよくなり、持ち時間節約になる。
・読み間違いによるブランダーがなくなる。

などです。

読みの速さ・正確性に関わってきます。

視覚化スキルが不十分であるプレイヤーが多いと言われています。

※ただし、チェス初級者~初級者なら、より基礎的な別の練習を優先するのをおすすめします。(通常のタクティクス、対局と振り返りなど) やりたい場合はもちろんやってもOKです。

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【重要】視覚化スキルのトレーニングの注意点

視覚化スキルのトレーニングは、集中力を使い疲れます。長時間続けないでください。

短時間だけするのをおすすめします。

ブラインドタクティクス

ブラインドタクティクス(目隠しタクティクス)と聞くと、難しそうに聞こえますが、比較的簡単なものから練習できます。

Listudyを使ったブラインドタクティクスの練習方法を紹介します。

ブラインドタクティクスのやり方

1:TACTICS>BLIND TACTICS にアクセス。

以下の局面(ポジション)を例にしてやり方を解説します。


2:赤枠の数字は、最初の局面から何手、棋譜で表示するかを表しています。
例えば以下のように「1」なら、最初の局面から1回だけ駒が動いた局面を頭の中に思い浮かべ、そこをスタートのポジションとしてタクティクスを解くというやり方です。
※「1」からやるのをおすすめします。慣れてきてから増やしましょう。

<事前に思い浮かべる手の数:1>


3:最初の局面からプレイされたムーブの棋譜が表示されています。
Ke8と動いたポジションを思い浮かべ、そのポジションからタクティクスを解きます。

<このポジションで次の手が指されました:39. …Ke8>


4:Ke8を頭の中で思い浮かべます。Ke8となったポジションからタクティクスを解きます。
※注意:視覚化の練習の効果が下がるので、矢印は使わないようにしましょう。
以下では説明のために矢印を使っているだけです。

<キングがe8に動いたのを思い浮かべる>


5:動かしたい駒をクリックすると、移動可能場所が表示されます。


6:移動先をクリックし、正解なら以下のような画面が出ます。
続きの棋譜が表示されます。この例ではQc8+と指しました。そのあとKf7を相手が指しているので局面を頭に思い浮かべます。

<正解です、まだ手が残っています。相手の手はKf7でした。>


7:これを繰り返し、最後まで到達すると、完了です。
最初の1手を動かす前に、頭の中で最後の手まで考えたうえでスタートすると効果的です。

<正解!>


最後だけは駒が移動した状態で表示されます。


・タクティクス自体は結構簡単です。

・「事前に頭の中で思い浮かべる手の数が少なくて物足りない」と思った場合は、「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・・・」とその数を増やしていきましょう。

・タクティクスに正解したかどうかだけではなく、盤面が頭の中でイメージしたとおりになっているかチェックすると良い練習になります。

駒なしタクティクス

駒が表示されていない状態で解くタクティクスです。

(ピースレスタクティクス、Pieceless tactics)

TACTICS>PIECELESS TACTICS

駒なしタクティクスのやり方

1:最初のボードには駒が配置されていません。


2:駒がどこにあるか書いてあるので、ボード上のどこにおいてあるか頭の中で思い浮かべます。


3:頭の中で配置を思い浮かべます。
※ここでは説明のために位置をマークしていますが、実際にやる時はマークしないようにしましょう。
効果が落ちます。ただし、より負荷を下げてやってみたい場合はこの方法からスタートしてもよいでしょう。


4:動かしたい駒の位置でクリックし、動かしたいマスで再度クリックすれば移動できます。


5:正解なら「Solved!」が表示されます。
こちらは正解の最終図は出ません。

<補足>
・より難しくしたい場合は、ボードを見ずに駒の位置の情報を頭の中で思い浮かべ、答えまで考えてからボード上で解くようにしましょう。

・ボードを見ない場合は、チェスボードを頭の中でイメージできるようにする必要があります。
時間をかけてチェスボードのマスの位置関係や色など、様々な要素をイメージする練習をすることで脳内にチェスボードを思い浮かべることができるようになります。
時間をかけて身につけるものなので、できなくてもあせる必要はありません。

・カジュアルに楽しみたい人は無理してやる必要は全くありません。
個人的には「趣味は楽しんでこそ価値がある」と思っています。
自分のチェスとの関わり方と相談して、やるかどうか決めましょう。

さいごに

視覚化スキルをつけるための練習方法はいくつかありますが、その1つの方法としてListudyを使い、

・ブラインドタクティクス
・駒なしタクティクス

を試してみてはいかがでしょうか。

読み間違い、持ち時間不足が課題となっている人に試してもらいたいトレーニング方法でした。😊

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