チェスを趣味にするメリット・魅力・楽しさ 20選

チェスを趣味にするメリット・魅力・楽しさ
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プレイしている私が感じた、チェスが持つ魅力・楽しさ・メリットをお伝えします。
日本ではマイナーなチェスをなぜ趣味にするのか?
これを読めば、きっとあなたも興味が湧くはずです!

チェスを趣味にするメリット

世界の人と交流できる趣味

 チェスは将棋や囲碁と比較して、世界的にプレイヤーが多いボードゲームです。
比較してみると、桁が1つ,2つ違うレベルです。世界人口は約80億人なので、10人に1人はプレーしていることになります。

チェス:8億人以上
囲碁:3,800万人
将棋:620万人

世界では2020年にNetflixで「クイーンズ・ギャンビット」が公開され人気となり、それによりチェスの競技人口も増えています。

上記の人口を考えると、チェスをプレイしていれば海外の人と同じ趣味で語り合える可能性が高いです。共通の話題をつくりやすいところが良い点です。

近年では海外の若い世代でもチェスが非常に人気になってきています。

世界の文化はネットによって浸透が早くなってきているので、チェスが日本で脚光を浴びるのもそう遠くはないのでは?と考えています。

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英語力がつく

 チェスは日本ではかなりマイナーなため、日本語で学習するための情報が比較的少なめです。

一方で世界的にはチェスは非常に人気が高いため、英語でチェスの情報を十分得ることができます。

 特に動画との相性がいいので、オープニング動画や、有名プレイヤーのプレイした棋譜の解説、基本のレベルから上級者のレベルまで幅広い情報を簡単に手に入れることができます。

 英語でユーチューブを見ることになるので趣味のチェスの実力を上げつつ、副次的効果として英語力が身に付いていきます。

 自分が自分の好きなことをやっているので、英語学習しているという意識を持たずに一石二鳥で両方の実力が上がっていきます。

 さまざまなアクセントの英語を聞く機会になります。ヨーロッパ英語、インド英語、アメリカ英語、イギリス英語とバラエティーに富んでいます。

インド英語の動画はチェス関連を除くと、私自身あまり見つけられてないので、インド英語のアクセントに慣れるために重宝しています。

「英語は10000時間でモノになる」という話もあるので、英語を触れる時間を増やすことも考えて触れるようにしています。


【Amazon.co.jp限定】英語は10000時間でモノになる ~ハードワークで挫折しない「日本語断ち」の実践法~(特典:オンラインセミナー アーカイブ動画 データ配信)


アメリカ英語


イギリス英語


インド英語


ヨーロッパ英語 (ヨーロッパでも色々あると思いますが・・・)


このブログでは日本語でチェスについてお伝えしていきます。

英語に抵抗感がある方もチェスを楽しんだりレベルアップできるよう、役に立つ情報を提供していきます!

人前でも言いやすい趣味

趣味によっては人前で言いにくい趣味もあるかと思います。

その点でチェスは人前でも趣味と言いやすいものの一つです。

やっている人が少ないので相手も深くは知っておらず、こちらが主導権を握って話を進めることができます。

ありきたりな趣味よりも日本で希少価値の高いチェスを趣味にしていると、相手も興味を持って聞いてくれます。自分の趣味に興味を示してくれると素直に嬉しいですよね。

 なにか一つでも深く語れる分野があるということは自分の魅力を増やすことにも繋がります。

「◯◯さんといえばチェス」と言われるレベルまで知識を増やしていければ、深い話題としてストックが1つできるので話の種としてチェスが会話を助けてくれます!
 

廃れない、努力が無駄にならない

チェス1,500年前から何百年も廃れずに存続しているボードゲームです。

現代で新しく始まった趣味になりうるものは、数十年するとやる人がいなくなる可能性もあります。

その点、チェスは何百年、何千年と年月が経っても廃れず現在にいたっています。

今後さらに人気になる事はあっても、プレイする人がいなくなるということは考えにくいでしょう。

仕様変更・ルール変更・対戦環境の変化もなく、

積み重ねた努力が無駄にならないところが非常に魅力的です。

お金がかからない

ウェブ上のチェスサイトを使えばお金をかけずに対局を楽しめます。

特にLichessは対局、観戦、研究、学習などがすべて無料で使える素晴らしいサイトです。
費用がかからない面で見ると、趣味の中でもトップクラスです。

チェスボードやチェスの駒も安ければ数千円出せば一生使えます。
スポーツ用品のように買い替えも必要ありません。

生成AIによって楽しみが奪われない

数ある趣味の中には、生成AIを使うだけで完成品ができてしまうものがあり自分が積み上げてきたものの無力さを感じてしまうものもあると思います。
(例:絵を描く、作曲、小説を書く、など)

一方でチェスはAIにより代替されて面白みが減ることはありません。

自分の頭で考え、自分で指し、そして勝つことで面白さを味わえる点はいかにAIが進化しようともチェスにおいて変わりません。

チェスの魅力・楽しさ

ネット上で対局が気軽にできる

チェスと言えば、チェスボードと駒を使って現実で遊ぶイメージがありませんか?
もちろんそれも可能ですが、ネット上でも気軽に無料で対局ができます。

オンラインでチェスをしたい人は、Chess.comLichessを利用してみましょう。
どちらも日本語表示が可能、無料でプレイできる良サイトです。
世界規模のオンラインチェスサイトのTop2です。

ダウンロード不要です。(アプリもあるのでそちらでも遊べます。)

CPUとの対局もできるので気楽に始められます。

スマホ・PCを使わなくても遊べる

チェスはチェスボードと駒を使って遊べます。

近年はスマホやパソコンの使用時間の長さが問題視されることがあり、そこから脱却する「デジタルデトックス」という考え方も広まってきました。

「ゲーム・動画視聴などにハマっているけどその時間を減らしたい・・・」と考えている人には是非チェスを試してみてほしいです。


「うちの子がゲームばかりして困っている・・・」という方は、チェスを一緒に遊んでみればスマホの使用時間を抑えられる可能性があります。

チェスボード・駒には動く方向が書いてある初心者向けのチェスセットもあるので、それを使って一緒に遊ぶとスムーズに入っていけます。

リアル(現実)でのコミュニケーション手段になる

現実のチェスボード・駒を使って家族や友人と向き合い、チェスを楽しみながら緩やかなコミュニケーションができるのが魅力です。

チェスを介在させることで、非言語コミュニケーションを図ることができます。

面と向かって話しにくいことがあっても、チェスを間に挟むことで会話を助けてくれるかもしれません。

初めてやる人が気軽に参入しやすい

将棋では取った駒が使えるため、それをどこに打ち込むか打ち込まれるかを考える必要が出てきますので考えることが多くなかなかハードです。

チェスは取った駒は使用不可なので単純で初心者にも優しくカジュアルに楽しめます。

世界的にプレイヤーが多いのは、比較的ハードルが低いボードゲームであることが一因かもしれません。

将棋を知っている人はルールを覚えるのが簡単

将棋を知っていれば、似た動きの駒や似たルールが多くあるがわかります。

チェスならではのルールもありますが、それほど労力をかけずに覚えられます。

大まかなルールや駒の動きだけなら1日で覚えることも可能です。

始めたその日から対局ができます!

オープニング(序盤・定跡)が個性的で飽きない

オープニング(定跡。序盤の典型的な一連の動きのこと。)は3,000種類以上あると言われています。
それぞれに個性があるところに魅力を感じます。

なんだか人の性格に似てるな~なんて個人的に思ったりします。自分に合うものを見つけるのも楽しみの一つです。

<オープニングの特徴>
・王道の正統派オープニング
・駒を犠牲にして攻撃力を上げるオープニング
・守りを固めるオープニング
・相手を罠にはめるオープニング
・相手の動きに影響されにくく、自分のペースで駒組みできるオープニング

などなど・・・

白番(先手)・黒番(後手)でもオープニングは変わってくるので、レパートリーを考えると組み合わせは膨大になります。

序盤から自分の個性を出しやすいところも魅力の1つです。

オープニング(序盤・定跡)を知らなくても指せる

オープニングの手順を知らなくても、いくつかの原則(セオリー)を知っていればある程度させてしまうのがチェスです。

初めてチェスに触れた人が対局に入るまでのハードルが低いと個人的に感じます。

駒が盤面を飛び回るところが楽しい

将棋との違いに、機動力の高い駒が多いという点が上げられます。

チェスは強力な駒が多いです。

攻めにも守りにも駆けつけることができるスピード感があります。


そのため、駒の利きの見逃しは誰もがすることであり、「気付かずに取られた!」なんてこともよくあるのが面白いところです。

<チェスの自分の駒>
・ルーク(飛車)が2つ
・ビショップ(角行)が2つ
・ナイト(桂馬に似ていて、桂馬が2方向の移動だけに対してナイトは8方向移動できる)が2つ
・クイーン(飛車+角行の動き)が1つ
・(金・銀はなし。)

<将棋の自分の駒>
・飛車が1つ
・角行が1つ
・桂馬が2つ
・クイーンはなし

自分の成長を数値で実感できる

チェスにはレーティングが存在します。

対局の結果に応じて変動し、勝てば増え、負ければ減ります。

チェスは初めた頃のレーティングと比較することが容易にできます。

例えばオンラインのチェス対戦サイトchess.comやLichessでは、レーティングの推移をグラフで確認できます。

自分の努力の成果をグラフで見れるので、成長を実感できます。

満足感・モチベーションのアップにつながります。

下記数値を参考にすると、上達具合を実感できるのではないでしょうか。

<chess.comでの初期レーティング数値>
初めたばかりの初心者:400
初級者:800
中級者:1,200
上級者:1,600
エキスパート:2,000

スキマ時間でも楽しめる

スマホやパソコンがあれば対局をいつでも楽しめます。

●対局について
約10分~20分くらいで1局プレイできます。
よりスピーディーな時間形式では約5分~約10分で終わるものもあります。

●タクティクスパズル
タクティクスパズル(詰将棋に似たもの)は脳トレにもなり暇つぶしとしても使えます。

数秒で解けるとても簡単な問題~難しい問題までたくさんあります。

レーティング(実力を表す数値)の日々の変化をグラフで確認できるので成長を実感できます。

対局はせずパズルだけ解く楽しみ方もありだと思います!

メインに他の趣味がある場合でも、チェスをサブとして持っておくと気分転換できマンネリから抜け出せるのでおすすめです。

すぐマッチングして対局できる

世界中にプレイヤーがたくさんいるので、ネット上であればどんな時間帯でもすぐマッチングし対局できます。

やりたいときにすぐ遊べるのが魅力の一つです。

オンラインチェスサイトのChess.comLichessは世界的サイトの2トップなので、興味を持った方は利用してみてください。表示は日本語に変更できます。

年をとっても十分やれる

スポーツなどでは年を取るにつれて体力が落ち、反射神経や運動能力の低下によって若い人との差が大きくなります。

一方チェスは、経験の蓄積を活かして十分プレイできる娯楽であるため、衰えをこれまでの蓄積でカバーできます。

若い人は経験が浅い一方で思考力がありますが、長年プレイしていた人は年を取って思考力が低下していたとしてもそれをカバーできる経験があり、総合的に見て良い勝負となるはずです。

世代を超えて様々な年代の人と比較的に対等に交流できるのがチェスの魅力の1つです。

リスクを負って勝つ楽しさがある

チェスではギャンビットと言って、自分の駒を少し犠牲にする代わりに一時的に自分がパワーアップ※する指し方があります。(※やったことがない人でもわかる表現にしているので、正確な表現ではありませんが)

上手く行けば相手を圧倒し、失敗すれば後から不利になるというリスクを負った戦いができます。

現実世界ではリスクを負う行動はなかなかしにくいですよね?

勝ち負けはありますが、チェスであれば不利益を被ることもなくスリリングなプレイができます。

大胆で攻撃的なプレイで勝てたときは最高です!

独学しやすい

チェスにはstockfishという最強チェスエンジンがあり独学を助けてくれます。

stockfishは世界チャンピオンのレベルを超えています。

対局を見直したり、タクティクス問題を見直す際に、「この手を指していたらどうなったんだろう?」という疑問の答えをすぐ示してくれます。

しかもこれが無料で、chess.comやLichessなどで手軽に利用できるので最高です。

上達に必要な質の高いフィードバック(改善の提案)が「無料で、すぐ、手軽に、独学で」得られるのはチェスの良いところです。

さいごに

趣味と実益を兼ねたチェスに触れてみませんか?

趣味として楽しめる上、他の知識も身につけられるチェスはまさに一石二鳥だと思います。

CPU対戦もできるので気軽にまず一度遊んで見るところから始めてみましょう。

きっとハマるはずです。

このブログでは超初心者~中級者向けにチェスの実力を身につけられる記事を作成しています。

気になった方はぜひご覧ください!

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