【チェス】ダブルポーンのメリット 5選

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はじめに

ダブルポーンは弱点になるので基本的に避けたいポーン構造ですが、良い面もあります。

今回は役に立つ場面と効果について解説します。

ダブルポーンをつくったとしても、それを活かす考え方を知りましょう。

※注意※
基本的にダブルポーンはデメリットとなるので、ダブルポーンを避けるのが基本だということは覚えておいてください!


※ダブルポーンの弱点については下記リンク先で解説しています。↓

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隣にセミオープンファイルができる

ダブルポーンができると隣のファイルのポーンがなくなり、ルークなどを使って相手へプレッシャーを与えられます。

セミオープンファイルを活かせないかチェックしてみましょう。

<隣のセミオープンファイルは武器になる>

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重要なマスをコントロールするのに役立つ

特にセンターに近い場所のダブルポーンは、重要なマスをコントロールするのに役立ちます。

ナイトのジャンプ先を奪ったり、ビショップの展開先を奪ったりと相手の動きを制限できます。

自分の駒が相手のピースに邪魔されずに利きを活かせたりと、他のピースに好影響を与えられることもあります。

<ルークの侵入を防いでいる>

展開しやすくなる

e, dポーンを使って外側に向かって取り返すことで、センターにポーンがなくなり展開がしやすくなります。※1

それによって両ビショップを展開しやすくなるのが良いところです。

ダブルポーンを受け入れることでセンターポーンを動かす手を1つ省略できるのもメリットの1つです。

<ビショップの道が両方開いた>


※1:
基本的にはポーンは外側から中央に向かって取り返すのがよいとされています。

原則については下記の記事でまとめています。

手を省略できる

デメリットを受け入れれば、狙いをより短い手数で実現できます。

・端にダブルポーンをつくる代わりに相手のキングサイドを直接攻撃できるハーフオープンファイルを手にれました。

ダブルポーンは攻撃に使える

ダブルポーンを攻めに使うことも考えましょう。

下のポーンは守り用として残したままでも、上のポーンでポーンブレイクなど攻撃に活用できるメリットがあります。

その他のコツ

ダブルポーンとなる選択肢を排除しない

ダブルポーンとなる選択肢を排除してしまうと、良い手を見逃す可能性があります。

上で紹介した項目を活かして有利な展開にできそうなら、ダブルポーンとなる展開に進むのも1つの手です。

今まで指してこなかった展開を試してみましょう!

さいごに

今回はダブルポーンのメリットを紹介してきました。

意図せずダブルポーンを作ってしまうこともあると思いますが、そんな時はダブルポーンの良いところを思い出して何かできないか考えてみましょう。

ダブルポーンを戦略的に活用して、戦い方の幅を広げましょう!😊

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