はじめに
キャスリングができる条件を再確認しましょう。
雰囲気で覚えていると間違える例、関連するタクティクスを紹介します。
特に初心者の方に見てほしい内容です。
基本:キャスリングできるときのルール
<キャスリングの条件>
1:自分のキングと自分のルークの間にピースがない
2:キングとルークが対局開始から動いていない
3:キングやキングが移動するマスが攻撃されていない
1~3を満たせばキャスリングできます。
バックランクを攻撃されていてもキャスリングできるときもある
「3:キングやキングが移動するマスが攻撃されていない」
の条件で勘違いが起きます。
バックランクを攻撃されているとキャスリングできないと思い込みがちですが、攻撃されていてもキャスリングできるマスがあります。
白視点では、a1, b1, h1は攻撃されていてもキャスリングできます。
キャスリングする際にキングが通らないマスだからです。
<キングが通らないマスなのでキャスリングできる>
例えばこのようにビショップに攻撃されていてもOK。
キャスリングを使ったタクティクス
機会があれば、このタクティクスを決められるかもしれません。
<キャスリングを使ったタクティクスを活かせる場面>
ルークを攻撃しつつ相手へのチェックになっているのでダブルアタックです。
ルークをタダ取りできますね!
さいごに
キャスリングについてのポイントを紹介しました。
バックランクを攻撃されていてもキャスリングできる場合があると知っておけば、役に立つ場面もでてきます。
今回紹介した強力なタクティクスや、守りでも効果的な場面があります。
小さな知識を積み重ねることで着実に実力がついてくるので、ささいなポイントでも積極的に吸収していきましょう!😊