【チェス】疑似OTBの質を高める方法

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はじめに

Lichessを上手く設定することで、画面上の駒の配置を見ることなく、OTB※に近い状況をつくる方法を紹介します。

ネットチェスでありながら、実際のチェスセットを使って対局できるので雰囲気が出て楽しめます!

擬似的にOTBを行うことで、3Dのチェスに慣れることもできますよ。

※OTB(over-the-board):物理的なチェスボードと駒を使って対面でプレイされるチェスのこと。

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よりOTBに近づける方法

1:実際にチェスセットを用意する。

2:Lichessの個人プロフィールの欄から、音声>Speechを選ぶ。
指された手を英語で読み上げてくれる音声モードです。

※英語と言っても一部のみなので、心配いりません。


・c takes(テイクス) d4
→cポーンでd4ポーンを取る

・Long castle(ロング キャッスル)
→クイーンサイドキャスリングのこと。

・short castle(ショート キャッスル)
→キングサイドキャスリングのこと。

・f1 promotes to queen check(エフワン プロモウツ トゥー クイーン チェック)
→f1にポーンが進んでクイーンになり、チェックした。

など、日本語と違うのは駒を取った部分くらいです。

このあとの設定で、駒を隠して動いた場所だけ表示できるようにするので、聞き逃しても見て判断できます。

2次元での駒の動き・配置を見ずにプレイできます。

3:Lichessの「コンピュータとチェスする」または、「クラシカル」で対局を始める。
対人でやる場合は持ち時間多めの対局がおすすめ。

4:対局画面にある3本線>目隠しモードをONにする。


駒が見えなくなります。


5:実際のチェスセットを見て考え、駒を動かす。

6:自分の手はLichessでも指す。


7:指した後、Lichessを見ずに音声で相手の手を知る。
※聞き逃しても、2次元のボードを見ればどこからどこに動いたかわかるので心配いりません。


8:相手の手を実際のチェスセットで動かす。

9:手順5~8を繰り返す。

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追加のメリット

音声を聞いてコマの位置を動かすので、棋譜に慣れるメリットもあります。

・読み上げられた棋譜を理解する練習になる

・棋譜と駒の動きを結びつけられるようになる

棋譜を読むのが苦手な人にもおすすめの方法です。


●棋譜をつける機会にもなります。

棋譜をメモする練習をしておけば、実際のOTBで焦らずにすみます。


Chess Scorebook: 100 Games

楽しみ方

クラシカル(持ち時間30分~)であれば持ち時間に余裕があります。

・お茶やお菓子を楽しみながら
・部屋の換気/ちょうどよい温度にして
・好きな音楽をかけて
・ちょうどよい明るさにして
・快適な体勢で

など、自分の好みに合わせてプレイしてみましょう。

実際のチェスボードを使って、対局自体だけでなくチェス自体(チェスセットや雰囲気など)を楽しみたい人に試してもらいたい方法です。

「チェスを趣味として楽しめている」感覚が得られるので、個人的に好きな対局方法です。

さいごに

「オンラインでしかチェスをやらない」という人も、いつかは実際のセットでチェスをしたくなる時期が訪れるかもしれません。

その時のために、たまにで良いので実際のチェスセットを使って練習をしておくのがおすすめです。

今回紹介した方法を使って、二次元の情報に頼らず三次元的なチェスの対局でも実力が発揮できるように慣れておきたいですね。

●お茶やお菓子を楽しみながら、ゆったりとプレイするのもありです。

気分転換としてもおすすめですよ。😊



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