【チェス】ビショップ&クイーンの連携は面白い!

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はじめに

ビショップ&クイーンの組み合わせは、バッテリーを組んで斜めに並べて一点を狙ったり、チェックメイトを狙ったりするのがよく知られている活用法です。

ちょっとトリッキーはビショップ&クイーンのバッテリーのコンビネーションを紹介します。

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活用の例

帯状の利き

ビショップをクイーンを隣り合ったダイアゴナルに並べると、帯状にチェックできます。
キングの逃げ場を奪うのに便利です。

<帯状の攻撃>
バッテリーの状態からの活用。

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守りにも役立つ

斜めの利きを止めるのに便利です。

ダイアゴナルの切り替え

バッテリーの状態からの活用。
c6のナイトを狙っていたものを、ダイアゴナルを切り替えてピンができました。

クイーンが後からついてくる

後からクイーンがついてくるチェックメイトも狙える。
バッテリーを使ったチェックメイトはクイーンが前にいなくてもできます。

<例1>


<例2>
クイーンによるチェックメイト。

ビショップも後からついてくる

ピン、フォーク、スキュアのチャンスがあります。

クリアランスサクリファイス

バッテリーなら同じ色のダイアゴナルにいるので、クリアランスサクリファイスの可能性があります。
「同じ道を通れる」ところがポイントです。

狙いに気づかれにくい

ビショップとクイーンがバッテリーを組んだ先への狙いは気付きやすいですが、逆のダイアゴナルへの狙いは気づかれにくいです。

ビショップとクイーンが連携していることで、同じ色のダイアゴナルへの攻撃を継続できます。

<一見キングサイドを狙っているように見えるが・・・>
実はクイーンサイドへの狙いもある。

狙うサイドの切り替え

キングサイドでのチェックメイト狙いから・・・


チェックメイトを防がれてもクイーンサイドでの駒得へ狙いを変えました。
なかなか鮮やかな動きではないでしょうか?

その他

バッテリーを柔軟に組む

クイーンが前でビショップが後ろにあるバッテリーは、直接チェックメイトの脅威があるのでシンプルに強力です。

チャンスがあれば選択肢に入れてみましょう。

即チェックメイトとはならないかもしれませんが、相手はそれを防ぐためにポーン構造を崩さないといけなくなるなど弱点を作り出したりできるメリットがあります。

駒同士が離れすぎるときは注意

間に駒をはさまれて連携を切られることがあるので注意しましょう。
インタフィアレンスのタクティクスがあります。

ポイント

ビショップとクイーンのバッテリーは、

・ビショップの周りをクイーンがまわって狙いを切り替える
・クイーンの周りをビショップがまわって狙いを切り替える
・同じ色にいることを活かしたクリアランスサクリファイス
・隣に並べて幅広い利きを活かす
・ビショップとクイーンが狙えるターゲットは1箇所だけではない

など、面白い特徴や狙いがたくさんあります。

ビショップとクイーンをどう配置するかを考えてみると面白いですよ。

<狙うサイドを切り替える>


<帯状の攻撃>


<ビショップのサポート場所を変えられる>

さいごに

ビショップとクイーンのバッテリーは様々な工夫ができます。

2つの駒が並んだ斜め側だけでなく、別の方向にも狙いを柔軟に変更できます。

ビショップとクイーンが同じ色のマスにいる場合は特に連携方法が多彩です。

組み替えを工夫して、上手い手を見つけてみましょう。😊

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