はじめに
「タクティクス問題を解くと強くなれる」と言われていますが、正解・不正解後すぐ次の問題に進んでしまっていませんか?
この記事では、「どちらかというと上達したい」という人に、解いた後のコツを紹介します。
気楽に楽しみたいだけという人も、目を通してもらえるとうれしいです。
解きっぱなしではもったいない
●答えに確信がないのに正解した場合、理由のチェックをしましょう。
この手でも正解っぽいけどなぜダメなんだろう?と考えることが大切です。
ダメな手の理由も分かれば次回はさらに自信を持って解けるようになります。
不正解の場合はもちろん見直しましょう!
●ネットのチェスサイトは無料でチェスエンジンが使えます。
「これはどうなんだろう?」という動きを試してみましょう。
そうすれば、「こういう理由でダメなんだ」という気付きを得られます。
●タクティクス問題をいかに多く解くかよりも、「なるほど」を大切にしましょう。
「なるほど、◯◯だからだめなのか・・・」と感情を伴って理解ができれば、記憶にも定着しやすくなります。
「なるほど」は、今まで理解できてなかった知識を得られた瞬間です!
解いた後、エンジンでの復習方法
chess.comやLichessでは、タクティクス問題を解いた後のチェックが簡単にできるのでおすすめです。
chess.comでは
1:まずは「正解を表示」を使いましょう。
正しい手順を教えてくれます。
2:納得できない場合、「分析」を使いましょう。
「これでも正解なのでは?」という手を試せば、相手の最善手を示してくれます。
進めていけば、うまくいかない理由を推測できます。
<エンジンが最善手を示してくれる>
chess.comの使い方は以下の記事で解説しています。
Lichessでは
1:「回答を見る」を使いましょう。
2:納得できない場合、エンジンボタンをオンにしましょう。
「これでも正解なのでは?」という手を試せば、相手の最善手を示してくれます。
進めていけば、うまくいかない理由を推測できます。
<エンジンが最善手を示してくれる>
Lichessの使い方は以下の記事で解説しています。
考えてもわからない時は
問題の中には難しすぎて、答えを見てもよくわからないものもあります。
そんな時は無理せず飛ばしてもOKです。
まずはより優しいものから解けるようにしていけば、難しい問題を解く基礎ができていきます。
さいごに
ポイントとなる部分を吸収するためには、振り返りが有効です。
解いて次、解いて次とどんどん進むのも楽しいですが、上達を目指すのであればスピードを落としてより深く考えることも試してみてください。😊