【チェス】「キャスリングしたキング前のポーン」を攻撃に使えるのはどんなとき?

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はじめに

「基本的にキャスリングしたキング前のポーンはできるだけ進めないほうがよい」と一般的に言われますが、強い人のプレーを見ると攻撃のためにプッシュしているのを見ることがあると思います。

攻撃にキャスリングしたキング前のポーンを使って良いのはどんな時なのか、具体例を示しながら解説します。

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答え:センターをコントロールしているか、センターがロックされている時

チェスの原則には、こんな言葉があります。

サイドから攻められたときは、センターで反撃するのがよい

A wing attack is best met by a counterattack in the center

サイドから攻められたときは、センターでカウンターをするのが有効です。

この時センターがコントロールされていたり、ロックされていたらどうでしょう?

中央でのカウンターはできなくなりますね。

つまり、

キャスリングしたキングの前のポーンを使って攻撃しても良いのは、「中央をコントロールできている時か、中央がロックされている時」

です。

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局面の例

典型的なのはキングズ・インディアン・ディフェンスでのキング前のポーンを使った攻撃です。

センターがロックされているパターンです。(例1)

<例1:センターがロックされている>
ポーンで「ロック」🔏されていて動かないので、キング前を動かしてOK。


<例2:センターをコントロールできている>
センターでカウンターを受けなければ、キング前をプッシュしてOK。

さいごに

●「キング前のポーンを怖くて動かせない」という人は、結構いたのではないでしょうか。

今回紹介した、「センターをコントロール出来ているか、ロック出来ていれば、キング前のポーンを攻撃に使ってよい」

という考え方は適切なタイミングを見つけるヒントになります。


●ポーンプッシュは重要な攻撃の手段です。

キング前のポーンプッシュを有効活用して、攻撃的なチェスを楽しみましょう!!😊

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