はじめに

ちょっと前に見かけた動画の中に興味深い考え方があったので、紹介します。
AIの強化学習に関わる「活用と探索」という考え方です。
AI関連の話題で出てきた話ですが、今井翔太氏は「活用と探索」という考え方を自身の行動にも活かしているとのこと。
チェスの上達にも使える考え方です。
活用と探索

活用(Exploitation)とは:
現時点で「これが一番良い」とわかっている選択肢をひたすら選び続けること。
探索(Exploration)とは:
最適ではないかもしれないが、新しい選択肢や未知の可能性をあえて試してみること。
●人工知能の意思決定に関わる話で今井氏は、
・活用だけしてると大体失敗するが、活用と探索のバランスをとると上手くいく。
・あえて探索的な行動をとることで、その過程で得られる「ノイズ」や新たな発見が、最終的に良い結果へ導く
という趣旨の内容を語っています。
動画はこちら
今井氏自身の言葉がより正確なので、興味のある方はこちらをご覧ください。(約2分程度です。)
関連:現状を守ろうとせず、新しいことを試す

以前投稿した記事にも関連しています。
自分のコンフォートゾーン(快適に思える範囲)にとどまらないことが、上達のポイントになる
という内容です。
今ある知識の活用だけではなく、新しいものを探索することがポイントになります。
チェスに活かす例

とにかく自分がやっていないこと、避けていることを試してみましょう。
例としては・・・
・クイーンズギャンビット系を普段指さないなら試す
・IQP(孤立dポーン)の局面など、普段避けているものを試す
・目の前の小さな駒の損得より、ピースアクティビティ(駒の活動性)を優先して指す
・候補手が複数あって迷ったら、より未知の局面に入りそうな手を選ぶようにする
など、他にもいくらでもあります。
今日の対局から「こうやったらどうなるんだろう?」と試してみましょう!
さいごに

使っている戦略、オープニング、マテリアルに関する考え方など、いつも同じであれば気軽にプレーできるかもしれません。
ただ、上達を考えているなら一歩外に踏み出して「探索」することも大切になるのではと考えさせてくれる内容でした。
今井氏の話からは興味深い視点を得られるので、今後もチェックしていこうと思います。

生成AIで世界はこう変わる (SB新書) / 今井翔太



