はじめに

「ベストムーブ(最善手)を見つけようとして時間をたくさん消費してしまう」という悩みはありませんか?
OK move(ベストではないが、そこそこで悪くはない手)を見つける練習をすると、実際の対局で「指せる手」を思いつきやすくなり、考える時間を短縮できます。
OK moveをすぐ見つけられると何が良いのか

OK moveを見つけて指すことには、以下のようなメリットが考えられます。
・相手に考える時間を余計に与えないですむので、相手の手の精度を落とせる
・悪い手を避けられれば、形勢は一気に傾かない、相手がミスする可能性もある
・時間を使いすぎないことで、終盤に持ち時間を残せるので自分の精度があがる
そこそこの手をすぐ見つけられるだけで、良いことがたくさんありますね!
どこで練習できるか

●チェスサイトQchessがおすすめ。
Intuition Stormは、「直感的に良い動きを見つけるゲーム」です。
・タクティクス問題とは違って明らかな駒得やチェックメイト問題は少なく、ポジションを維持したり、改善したりする手、状況を悪化させない手などを見つけます。
・3分間経つと終了。Show Positionsをクリックすると、解答の見直しができます。
・Good move(良い手)/ Alrightish move(まあまあの手)/ Bad move(悪い手)の判定がされるので、特にBad move判定されたのは何が悪かったのか、どのような手が良い or OK moveだったのかチェックしましょう。
・「Open analysis」をクリックすると、Lichessでのエンジンを使った分析が可能。
●以下の記事でも解説しています。
Qchessは便利な機能・レベルアップに役立つ機能がたくさんあるので試してみるのをおすすめします。
そこそこの手を思いつくために学ぶこと

●全く無からそこそこの手、良い手を思いつくのは難しいです。
あらかじめお手本となる知識として吸収しておきましょう。
以下の記事では「チェスの守りたい原則」、「戦略(長期的に優位を狙うもの)」について解説しています。
タクティクスをある程度練習できているなら、これらに取り組みましょう。
Intuition stormで手を思いつくための基礎になります。
Intuition stormでの改善方法

●Intuition stormを使った改善方法の例を考えてみました。
まずは時間をかけて取り組み、徐々に精度を高めていきましょう。
<点数>
まずは点数を気にせずに取り組む
↓
3分の合計スコアでプラスを目指す
↓
より高いスコアを目指す
<振り返りポイント>
●まずは、悪い手(Bad moves)だけチェックするところから始めましょう。
Bad moveがなければ、Alrightish movesだけに目をつけるというやり方です。
●自分のBest movesにも軽く目を通すと、モチベーション維持になります。
エンジンが最善手と示し、自分の納得できる理由付けがあるBest moveなら自信にもなります。
①Bad moves【悪い手(ベストムーブから評価値0.8以上の乖離)】が0になるように、Bad moveの原因をLichess analysisでエンジンを使って見直す。
↓
②Alrightish moves【まあまあの手(ベストムーブから評価値0.7以内)】を見直して、good moves【良い手】になるにはどうしたら良かったかチェックする。
↓
③Best moves【良い手(ベストムーブから評価値0.3以内)】を見直して、自分が考えた手以外でどのような選択肢があったかチェックする。
さいごに

局面を悪化させない、エンジン的にも評価値をそれほど落とさない手をIntuition stormでは見つける練習ができます。
解いた後に、なぜこの手が良い手なのか、そこそこのOK moveなのか自分なりにで構わないので理解しようとしてみましょう。
理由を考えて納得できたなら、以降似た局面が現れたときに「この手があるのでは?」とひらめくようになり、成長を実感できるはずです。
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