【チェス】対局中に見落としがちなこと 7選

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はじめに

対局中には・・・

・相手の攻めに対しての焦り
・時間のプレッシャー
・ブランダーしたときの動揺

などから視野が狭くなりがちです。

「見落としやすいこと」に目を向けて、ブランダーを避けたり、より良い手を見つけられるようになりましょう!

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逆サイド

一方のサイドに意識が行き過ぎて、逆サイドを使うのを忘れがちです。

例:
チェックメイトできるかもしれないキングに気を取られているパターン


逆サイドに目を向ければ、ルークサクリファイス(Rxc1)から、クイーンでのフォーク(Qg5+)が決まると分かります。

対策:
チェックメイトがありそうと思ったら、一旦全体を見渡すとよいでしょう。

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後ろへの利き

駒の後ろへの利きは、自分の駒・相手の駒問わず見落としがちです。

特にビショップ、クイーンが遠くにいるときは見落としがちなので注意が必要です。

攻めにおいてはナイトの後ろへの利きも忘れがち。

後ろへの利きを活用できないと、駒をポイント分活かせていない状態です。

ピースをフル活用できるように下記のトレーニングで意識付けしましょう。

対策:
chess.comで守りのタクティクスを解く

後ろへの利きへの意識付けができるのでおすすめです。

カスタム問題で守りに特化したトレーニングができます。

chess.comを使うメリットの1つです。

カウンタープレイ

激しく攻撃されているときなど、反撃できる余地がないか考える余裕がなくなりがちです。

守る手を見つけるのに必死になって、カウンタープレイができる可能性を忘れがちです。

対策:
攻められたら、「攻撃によって対処ができないか」を最初に考えるのも1つの手です。

トータルで解決すること

複数箇所を使ってトータルで問題を解消することもできます。

問題を1箇所だけで解決しようとする必要はありません。

例えばポーンを取られる場合、それを守り続けようとするのではなく、別の場所の相手のポーンを攻撃することで実質交換にする手です。

<例>
「ポーンを守れない・・・=終わり」ではありません!


局所的な戦いに気を取られず、全体として上手く対処できないか考えることも大切です。

<相手の弱点を同様に突く>


・相手のポーンも取り尽くせます。


<動かして確認>

キャスリングを放棄する手

キャスリングができなくなることを恐れて、キャスリングの権利を失ってでもキングを動かす選択肢を忘れがちです。

キャスリングの権利にこだわったせいで、より危険な局面に入ってしまうこともあります。

ときにはキャスリングを放棄した動きをするほうが良い場面もあります。

例1:
キャスリングにこだわるとクイーンを助けられない。
キャスリングの権利を残そうとすると見つからない手。


例2:
キャスリングにこだわると見つけられない手。
ナイトとルークがフォークされていますが、キングを動かせば同時に守れます。
(ナイト:キングで守る。 ルーク:キングが動くことで逆サイドのルークで守れる)


対策:
「キャスリングの権利を残したい!」と思ったら、キャスリングしない手も考えましょう。

必ずしも一択ではないこと

人間は疑うことでエネルギーを使うので、直感を使ってエネルギーを使わず判断しようとしてしまいます。

それがチェスでのミスに繋がります。

対策:
「◯◯一択だ」と思ったら、本当にそうなのか考えましょう。

更に良い手を見つけるのに役立ちます。

クイーンを相手のキングに近づけること

クイーンは長距離で強い駒と思いがちですが近距離でも強い駒です。

チェックメイトできそうでできないときは、クイーンを相手のキングに近づける手を考えてみましょう。

相手の急所に侵入できたり、思った以上にチェックメイトにつながる手を見つけられます。

<例>
クイーンを侵入させてチェックメイト。

対策:
クイーンを使って攻める時、まず近づけることを考える。

まとめ

ポイントを簡単に見直すと・・・

・一部でなく全体
反対
・守りだけでなく攻め
の選択肢
・長距離でなく近距離

以上をまとめると・・・

「真逆」、「一択ではない」ことを意識することが大切だとわかりますね。😊

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