チェスを継続するために
ここではチェスを継続するためのコツを紹介します。
長く続けたい方は試してみてください!
毎日ほんのわずかで良いのでチェスに触れる
毎日これだけはやるという限りなく低いハードルを設定して、それを続けましょう。
0ではなく1だけでもやるのが重要です!
例えば・・・以下から1つだけでもやればOKです。(見直しもセットがベター。)
・タクティクスを1問だけ解く
・パズルラッシュを1回やる
・チェスの動画を1つだけ見る
・チェスの本を1ページだけ読む
・チェスの記事を1つだけ読む
・1局だけ対局する
などなど・・・
1日やらない日ができるとある日突然チェスに戻ってくるのにエネルギーが必要になる場合があります。
チェスをものにしたいと思っている人は、「ほんの1つだけでもチェスに毎日触れる」ようにしてみてください!
おすすめは「タクティクスを1日1問だけ解く」こと。
私も最低これだけはやるようにしています。
1問だけやれば、続けて数問解きたくなるのが面白いところです。
一度に負荷をかけすぎない
チェスが上達したいからと言って、一日に集中して負荷をかけすぎると燃え尽きてしまう可能性があるのでおすすめしません。
どれだけやる気があっても、「ちょっと物足りないな」と思う程度でやめておけば、また明日になってもやる気が継続します。
熱しやすく冷めやすいという人に試してほしいやり方です。
また、タクティクス問題は簡単な問題を解くようにしたほうが基礎力が身につきますし、達成感が得られるので長続きしやすくなります。
負けた時、自分を責め過ぎない
連敗しているときには現状を受け入れるだけにしておきましょう。
自分のチェスの状態は、日々の気分、体調、環境などなどの状態でも変わってきます。
パフォーマンスは一定しないのが当たり前で、上下に毎日変動するものです。
今後も浮き沈みは何度もあり、自分は徐々に成長していくのであって、その途中であると認識することが大切です。
「できたこと記録」をつける
チェスにおいて「できたこと」を記録していきましょう。
例えば、
・チェスで初めて勝てた
・黒番で初めて勝てた
・相手のコマをタダ取りできることに気づけた
・ブランダー(大きなミス)をしなかった
・クイーンだけでチェックメイトできた
・フォークを仕掛けることができた
・アウトポストにナイトを配置できた
・タダでコマを取られなかった
・ピンを利用して駒得できた
・スペースを確保する手を指せた
・イニシアティブを意識できた
などなど・・・
できたことを日付とともに記録すれば、後から見直すと成長の記録を確認できてやる気が湧いてきます。
小さな一歩でも良いので、記録をつけておくとモチベーション維持に役立ちます!
目標を達成するためのステップを小さくする
例えばチェス中級者になりたいという目標があるとします。
いきなり上を見ると大きな開きがあって圧倒されるかも知れません。
そんなときは目標までのステップを小さく分けていきましょう。
毎日できる小さなステップに分ければやる気を維持しつつ継続できます。
中級者になるためには・・・例えば、ゲームの各段階のレベルアップが必要です。
●オープニングの強化
●ミドルゲームの強化
●エンドゲームの強化
さらに細かくして毎日何をするかに分けます。
例えばミドルゲームについては・・・
●ミドルゲームの強化
→次の内1つだけは毎日やる
・タクティクス問題を毎日5問解く
・チェスの戦略について記事を1つ読む
・1局だけ対局して中盤の見直しをする
具体的かつ簡単にこなせるものに分けるのがコツです。
まとめ
チェスをしていると、「継続は力なり」という言葉はシンプルでありながら重要な考え方だと改めて感じます。
到達できる気がしないと思っていたレベルにも、少ないトレーニングでも毎日継続することでいつのまにか近づくことができます。
「負担に感じない簡単な練習」にまでハードルを下げることで、抵抗感なく毎日継続ができるはずです。
「最小のトレーニングを毎日続けること」を取り入れてみてくださいね。