「ルセナポジション」に到達するための基礎テクニック

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はじめに

ルセナポジションへ到達する基本的な考え方、テクニックを解説します。

基本的な方針を知っていれば、ルセナポジションへ到達しやすくなります。

<補足>
これらの基礎テクニックを知って、ルセナポジションに到達できる基礎力を付けましょう。

練習を重ねて、テーブルベースなども活用し、局面に応じたさらなるテクニックも身につけていきましょう。

練習用ツールを今後公開予定です。

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ルセナポジションとは

<典型的なルセナポジションの一例>
白が攻め。正しい手順を踏めば白が勝ちです。
ルセナポジションでの勝ち方については、以下のリンク先で解説しています。

<特徴>
・白のキングがポーンの前のプロモーションするマスにいる。
・ポーンはa,hポーンではないこと。(b~gのどれかならOK)
・守り側のルークは白のキングが黒のキングから逃げるのを阻止している。
・守り側のキングが攻め側のルークでカットオフ(遮断)されている。

ルセナポジション練習ツール

ルセナポジションで勝つための練習ツールを作りました。

まずはルセナポジションに到達するよりも先に、ルセナポジションで勝てるように練習しておきましょう!

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【攻め側】ルセナポジションへ到達するテクニック

相手のキングをカットオフ(遮断)する

相手のキングをカットオフ(遮断)することで、ポーンから遠ざけプロモーションの妨害を防ぎましょう。

カットオフしないと相手のキングがポーンに接近して様々な妨害が可能になり、ドロー可能なポジションに入られやすくなります。

相手キングが近づいてきたら同じファイルの遠くへ逃げればOK。カットオフを維持できます。

自分のキングとポーン連携させて、ポーンを前に進める

基本的なポーンの進め方。

キングをポーンの前に置きます。

ポーンで相手ルークからのチェックをブロック、キングでポーンを保護しつつ前進しましょう。

<基本>
キングでポーンを守りつつ、ポーンの進むマスを空けておきます。


繰り返します。


ルセナポジションまで進めることができました!


<進め方の一例>

遠くからのチェックを活用する

遠くからのチェックで相手のキングをポーン/ルークから引き剥がすことができます。

ルークでのチェックで、ディフレクション・スキュアなどのタクティクスを使えば勝ちにつなげられる展開も増やせます。

<例>
一見ポーンを取られてしまって終わりに見えますが・・・


ポーンを取られても遠くからのルークでのチェック。
ディフレクションとなり、相手は自分のルークから離れなければなりません!

ルークによるブロックを使う

ルークチェックをルークで止めて局面を進めることもよくあります。

交換されてもポーンを安全にプロモーションできるポジションに入れました。

ルークでポーンを守る

ポーンの横から守ったり、前から守るのがベストの場合もあります。

カットオフも維持しつつ、横から守る
キングが横に離れても前からルークで守れる。

場合によってはルセナポジションが不要になることも

相手の守り方、カットオフの具合によっては、ルセナポジションに入らずともプロモーションできる場合もあります。

その場合はルセナポジションにこだわらずにプロモーションさせましょう。

【守り側】相手のドローテクニック

相手もドローを狙って、様々な妨害をしてきます。

よくある抵抗手段を把握しておきましょう。


どんなことをしてくるか知っていれば、相手の狙いを予測しつつ自分の手を選べます。

いくつか例を紹介します。

遠くからの連続チェック

ルークとキングの間が3マス空いていると、ポーンの守りから離れた瞬間にポーンを取られてしまう。

前、横、後ろからルークの連続チェックがドローテクニックの1つです。

攻め側が自分のポーンやルークの守りから離れられなかったりするのを利用します。

攻め側の対処法
・ポーンを盾にしてキングを進ませる
・ルークを盾にしてチェックを防ぎ、ルーク交換されてもポーンがプロモーションできる局面をつくる

などの手段があります。

キングとルークでのポーンを狙ってくる

キングとルークで単純にポーンを数の力で取りに来る狙いもあります。

攻め側の対処法
・キングをカットオフしてポーンに近づけないようにする。
・ポーンを取られてもディフレクションなどのタクティクスで相手のルークを取る

など。上で説明した攻め方を使いましょう。

練習しながら対応方法は身につけられます。

キングをプロモーションのマスに置く

キングがポーンのプロモーションのマスに居座れば、プロモーションできないのでドローを狙えます。

攻め側の対処法
・キングをカットオフしてポーンに近づけないようにする。
・ポーン/キング/ルークを連携させて、チェックすることでプロモーションのマスにいるキングを追い出す。

などの手段があります。

チェックでプロモーションのマスから遠ざける手もあります。

前に入られそうでも駒の配置次第では有利に進める手段はあります。

ルーク交換を狙われ、ドローのポーンエンドゲームに

焦ってポーンだけ進ませると、ルーク交換狙いでドローになる場合があります。

ルーク交換すると、ドローのポーンエンドゲームになる。交換を拒否してもドローの形。

ルセナポジションを狙って進めた実例

実例を見て大まかなイメージをつかみましょう。

例1
ルセナポジションに入れたパターン。


例2:
カットオフできるファイルが多いと、ルセナポジションに入るまでもなくプロモーションできます。

どこで練習できる?

自作練習ツール(今後公開予定)

●ルセナポジションに到達する練習ができるツールを今後公開予定です。

●実際にGM同士のゲームで現れた100ポジション(現時点では)の中からランダムに出題する形式です。

「GMがどのように勝ちに向かって進めていたか」をチェックできる機能もあります。

●練習履歴/グラフなども追加し、継続できるモチベーションを維持できる工夫もしています。

●Lichessに移って解析できるようにしています。Lichessでのテーブルベース機能も合わせて使えばより理解が深まります。

さいごに

●ルセナポジションに入る練習をすると・・・

単純にルセナポジションで勝てるようになるというメリットもありますが、ルークエンドゲームの理解が深まる利点もあります。


●ルセナポジションに入れる可能性のある様々なポジションで練習して、エンドゲーム力をつけていきましょう。

ミニゲーム感覚で取り組んでおけば、ルークエンドゲームに入るのが少しだけ楽しみになるはずです。

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