はじめに

チェスにはいろいろな練習方法がありますが、
結論から言うと、対局が一番重要です。
大人になるとリスク回避的になりがちで対局に抵抗感がでることもありますが、対局が最も大切である理由を知れば対局数を増やす助けになるはずです。

対局を重視すべき理由
総合力を鍛えられる唯一の手段だから

チェスにおいて一番の目的は対局で力を発揮することです。
練習方法には、タクティクス問題を解いたり、戦略を理解したりと、座学で学ぶこともあります。
これは相手がいなくても、自分だけで完結する内容です。
野球で例えると、バッティング練習や守備のノックを受けている状態です。
例えばバッティング練習だけをするだけだと、野球において試合の一部を切り取ったものであって、総合的な練習にはなっていません。
本番とは異なる環境です。

チェスにおいても同じです。
対局では相手がいる分、タクティクス問題などの座学系で起こっている状況ではカバーできない問題が出てきます。
対局を通してでしか、相手いる影響を受ける訓練はできません。
対局を通して自分の動きだけを考えればいいのではなくて、相手の動きも考える、「総合的な要素に対応する能力」を身に着けなければ対局に勝つための地力がつきません。
・自分の狙いを進めると、そこから対局終了までどうなるか
・相手がそれを阻止するためにできること、そこから対局終了までどうなるか
・戦略的な良い手がどのように継続していくか
・不利な状況からどうゲームを進めていくか
・・・一つの局面を切り取るだけの練習では対応できないものばかりです。
1つの手が対局の終わりまでつながります。
対局だけが、「対局に対応する筋肉」を鍛えられます。
さいごに

●レーティングを失いたくないという気持ちによって、対局を避けがちな人もいるでしょう。
OTBプレイヤーからは「オンラインチェスの評価を失うことをなぜ何を気にするのか?」と言われるかも知れません。
オンラインチェスだけしかしないならオンラインチェスが全てなので、失いたくない気持ちがでてきてしまいますよね。
私もそうだったのでとてもよくわかります。
●対局数が少なく、一発勝負で一時的に目の前のレーティングを取っても地力的にはレベルアップしているとは言えません。
チェス自体の地力がついて初めて、それにレーティングが追いついてくるという考え方が健全です。
チェス自体の地力をつけるために、とにかく対局する。
対局数が多いほうが改善点を見つけられるチャンスが増え、長期的な視点での実力アップにつながるのは明らかです。
継続的に対局をこなしていくことが「本当の地力」の形成に役立ちます。
対局をこなして本当の地力がつけば、自分が不調であっても発揮できる力の最低ラインが上昇します。
一時的なレーティングのアップダウンに一喜一憂せず、継続的に対局を続けていきましょう。
「あのときレーティングを失うことを恐れずにたくさん対局していてよかった!」と未来の自分が思ってくれるはずです。
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