【超初心者向け】チェスのルールを知ろう!

チェスとは?

チェスは2人用の対戦型ボードゲームで、最終的に相手のキングを追い詰めたほうが勝ちです。
ネット上でも無料で対局ができます。

<これがチェスの初期配置です。>
8×8のボード上に駒が並べられています。


白い駒を動かす方を白番、黒い駒を動かす方を黒番と言います。

<ゲームの流れ>
白番が先に駒を1つ動かします。(これを一手と言います。)
次に黒番が駒を1つ動かします。

これを交互に繰り返していきます。
同時に2つの駒を動かすことはできません。

パスはできません。

コマを動かした先に相手の駒があれば取ることができます。
取った駒は将棋と異なり再使用できません。

最終的に相手のキングをチェックメイトすれば勝ちです。

スポンサーリンク

使われる駒は?

自分の駒は以下の16の駒です。相手も全く同数の駒を使います。

ポーン x 8 (将棋で言う歩)


ナイト x 2 (将棋の桂馬に似ている)


ビショップ x 2 (将棋で言う角行)


ルーク x 2 (将棋で言う飛車)


クイーン x 1 (将棋で言う飛車+角行)


キング x 1 (将棋で言う王将)

駒の動きは?

以下のリンク先に動きをまとめましたので、ご覧ください。
キャスリング、プロモーション、アンパッサンなどのチェス特有の動きについても説明しています。

チェックとは?

駒によってキングを直接攻撃することを「チェック」と言います。
将棋で言う王手です。
以下の図では黒番(相手)がルークで白番(こちら)のキングをチェックしています。


相手にチェックをされた時は、2つのことしかできなくなります。

・攻撃が当たらないマスに逃げる
・相手の攻撃が当たらないように自分の駒でキングを守る

のどちらかです。

<攻撃が当たらないマスに逃げる>
ルークは縦横にしか動けないので、キングが横に逃げればチェックから逃げられます。


<相手の攻撃が当たらないように自分の駒でキングを守る>
ルークを使ってキングへのチェックを防ぎます。

チェックメイトとは?

チェックメイトとは、キングがどこに動いても相手のチェックから逃げられない状態を言います。
将棋で言う詰みのことです。

下図では赤い◯のどこに動いてもチェックから逃げられないのでチェックメイトです。
仮にクイーンを取れたとしても、右にあるルークがチェックしているのでチェックメイトとなります。

この場面では白番の勝ちとなります。
チェスはチェックメイトを狙うボードゲームです。

<これがチェックメイトの一例です。>

ステイルメイトとは?

ステイルメイトとは自分の手番なのに動かせる駒がない状態を言います。(※チェックされている時は除く)
ステイルメイトになると引き分けです。

<ステイルメイトの例>
黒の手番ですが、黒のキングの動ける場所がありません。
青はルークが攻撃しており、黄色はナイトが攻撃しているためキングは何もできません。
ステイルメイトとなります。

駒のポイント

チェスの基礎として駒の価値を知っておきましょう。駒の価値は以下のとおりです。
ポイントが高いほど強力な駒と言えます。(キングを除く)

ポーン:1点
ナイト:3点
ビショップ:3点
ルーク:5点
クイーン:9点
キング:∞

チェスはチェックメイトするのが目的ですが、それ以前に「ポイントでリードすると有利になる」ゲームです。

ポイントでリードしているほど相手のキングをチェックメイトしやすくなります。

引き分けになるのはどんなとき?

いくつかありますが、ステイルメイト同形三復をまずは知っておくとよいでしょう。

ステイルメイトになったとき
同形三復(盤面が3回同じ形になったとき)
・ お互いチェックメイト可能な駒がないとき(例えばナイト1つだけではチェックメイトできません。)
・ 50手の間、駒が取られなかった時

さいごに(チェスを始めてみませんか?)

ここまで読んで頂きありがとうございます。

チェスのことをいくらか知ってもらえたでしょうか。そうであれば嬉しいです。

チェスは日本ではマイナーですが世界中で人気のあるボードゲームなので、この機会にチェスで遊んでみるのはいかがでしょうか?

近年チェスは世界中の若い世代の間でも非常に人気になっていますし、スマホでも手軽にプレイできる環境も整っており、チェスを趣味にするメリットもたくさんあります。

「新しいことを始めてみたい、趣味がほしい」と思っている人におすすめです。

オンラインでチェスをしたい人は、Chess.comLichessを利用してみましょう。
どちらも日本語表示が可能、無料でプレイできる良サイトです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
チェスの上達方法
ニモをフォローする
タイトルとURLをコピーしました