チェスの楽しみ方のアイデア【長く楽しめる趣味にするために】

チェスの楽しみ方のアイデア【長く楽しめる趣味にするために】
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チェスを楽しむために、対局時・それ以外でできることをご紹介します。
有効活用して長く楽しめる趣味にしましょう。

快適に対局する方法

対局時にはどうしても相手のレートや、自分のレートの変動が気になってしまいます。その場合chess.comではフォーカスモードを使ってレートなどを隠すことができます。それによりプレー自体に集中しやすくなります。


このように自分と相手のレートが表示されなくなります。

また、駒の音を消すこと、チャットを利用不可に設定することでも更に快適にプレイができます。
自分の好みに設定してみましょう。

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レートについて

チェスの性質上、レートはつきものです。しかし、レートばかり気にするのはよくありません。

レートの変動については短期で考えるのではなく長期的な視点で見るようにしましょう。

一喜一憂していると体が持ちません。レートは日々上下するものなので最短でも数ヶ月間でどのように変化したか見るとよいでしょう。

趣味として気楽にプレイしたいのであれば、非レート戦を活用したりして余計なことを考えず純粋にチェスを楽しむのがベストです。

ブレットを見ない・他人と比較しない

<ブレットを見ない>
初心者のうちは、ブレット(Bullet:持ち時間が極端に短い対局形式)は見ないほうが良いです。

一方でラピッドやブリッツ(より長い持ち時間のゲーム)など、比較的持ち時間の長い対局の動画や配信なら自分のレベルアップに役立つので見るのがおすすめ。

配信者によってはラピッドやブリッツ対局の流れに合わせて手の意図を解説してくれる人もいるので、かなり勉強になります。

<他人と比較しない>
過去の自分と今の自分を比べて成長できたかどうか見るのが健全な楽しみ方です!

オンラインチェスサイトでは、自分の成長の履歴がグラフで表示されるので一定期間ごとに見て成長を感じ、モチベーションを維持するのがおすすめです。

フレンドの対局を観戦する

フレンドの対局は、上達へのやる気を起こさせてくれます。
上達しようとしている姿がモチベーションを高めてくれます。

Chess youtuberの動画を見る

Chess youtuberの動画を見ることで、新しいオープニングを知ることができます。
定番のe4開始、d4開始であっても相手の想像していない手を知れたり、自分のレパートリーを増やす楽しみにつながります。

また、過去の有名なプレイヤーの対局について解説しているyoutuberもいます。
偉大なプレイヤーならではの動きの意図を知ることで、自分の対局に活かせます。

Chess Wisdom
https://www.youtube.com/@chesswisdom

オープニング(定跡)を深い手数まで覚えようとしないこと

チェスの楽しさはオープニングのバラエティの豊かさにもありますが、あまりにも長い手数まで見ていくことはチェスの楽しさを減らしてしまうかもしれません。

特に初心者のうちはオープニングを数手のみ知っておき(または全く知らなくても大丈夫です)、あとは対局で「偶然出会った手に対する驚き」を楽しむことをおすすめします。

初心者~中級者であれば、その場その場で頭を悩ませ自分で打開策を導き出すことで面白さをより感じることができます。

珍しいオープニングをプレイして相手を驚かせる

毎回e4, d4開始のオープニングでは変わり映えがせず飽きてしまいます。それを避けるために様々なオープニングを指すことをお勧めします。

これは例えば一例ですが開始がf4のBird’s Openingなどを指してみましょう。相手が驚くこと間違いなしです。

展開が変わり、新鮮な気持ちでプレイすることができます。

Awardを集める(Chess.comの場合)

何かを収集することが好きな人はこれにはまるかもしれません。対局した相手の国の国旗を集められたり、プレイしたオープニングのAwardを集めることができます。

日本から何万キロも離れた国の人と対局ができるなんて想像してみるとロマンを感じたりしませんか?対局した相手の国について知りたくなるかもしれません。

チェスから始まり、さらに自分の興味を広げるきっかけになります。

チェスに関わらない日をつくる

チェス関わらない日をつくることが大切です。

例えば自分が大好きな食べ物であっても、毎食365日食べているとそれはいくら好きでも飽きてしまいます。

外に出て運動したり全く別の活動をして、自然とチェスがしたくなるような環境をつくりましょう。

「チェスをやりたい!」と思えたときにプレイするのをおすすめします!

対局数を制限する

「生活に与える刺激として少々チェスをプレイする」のが最も好ましいスタイルだと個人的に思っています。
「後少しやりたい」という気持ちが湧く程度でプレイを中断するのをおすすめします。

連続で負けているとき、周りが見えなくなってさらに負けがこむことがあります。
モチベーション維持のためにも、「対局は多くても1日に●局まで、週●局まで」と決めておくことで歯止めをかけることができます。

対局数に制限をかけることがチェスを長く楽しむための秘訣です。

タクティクス問題をやり込む

chess.comでは、タクティクス問題(詰将棋のようなもの)についてのレーティングがあります。
対人ではないので気を張りすぎることもありません。

数字で自分の実力向上が体感できるので1日数問解くことをおすすめします。

チェスの対局をしない人でも、詰将棋や数独感覚で頭の体操にタクティクス問題を解いてみてはいかがでしょうか。

きっとハマると思います。

ラピッド/ブリッツの使い分けをする

例えば次のように用途によって使い分けると学習と楽しむことのバランスがとれます。
(※ラピッドは10分~の時間制限、ブリッツは3~5分の時間制限です。)

・ラピッド:真剣にやって、自分の実力アップのために利用する。対局後検討する。
・ブリッツ:自分が試して遊びたいギャンビットで遊ぶ。新しいオープニングを試してみる。

小さな達成感を感じる

実力が伸び悩んでいる時であっても、何かしら達成感があればモチベーションも維持しやすくなります。

例えば対局で負けてしまっても、

「オープニングは崩されずにミドルゲームまで入れた。」
「新しく知った 【ピンした駒への攻撃】 はすることができた。」
「フォークを決めることができた。」
「働いていないピースの位置を改善する動きができた。」

など、小さくても前向きな要素を見つけられればいくらか満足感が得られますし、それは確実にプレーが改善されている証拠です。

また、エクセルやノートなどに日付とともに記載しておけば、自分の成長記録を後で振り返ることができるのでおすすめ。

「あのときはこのレベルだったけど、今は~ができるレベルになった」と、自分がやってきた積み重ねを自分自身で褒めましょう。

たまにはBOTとも対局してみる

対人の対局ばかりしていると意外と盲点になるのがBOT対局。
人との対局に疲れたけど、レベルアップもしたい場合はBOT対局で気楽にトレーニングするのもあり。

BOT相手に「挑戦的な手」を指して試してみることで、今後の自分の指す手の選択肢を広げるきっかけになります。
その「挑戦的な手」が良かったか悪かったかは、棋譜を分析すればOK。プレイ改善の一助になります。

観戦専になる

将棋においてもプレイはしないけど、観戦はする人がいると思います。
対局は多少なりとも負荷がかかるものなので、気楽に楽しみたい方はこの手もありでしょう。
GMたちの好手を見るのは良い刺激になります。
Twitchなどで観戦できます。https://www.twitch.tv/chess

リアルタイムでなくても、例えばウェブサイトChessgamesには有名なプレイヤーの過去の棋譜がたくさんありますのでいつでも覗けます。

それでは、よきチェスライフを!

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