【チェス】ポイズンドポーン – タダに見えるポーン、取りますか?

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はじめに

ポイズンドポーン(毒入りポーン, Poisoned pawn)とは、「一見取れそうに見えるが、取ると相手の罠にハマってしまう危険なポーン」のこと。

一見タダに見えるポーンを取ってしまうと、1ポーン得するよりも多くの代償を支払うことになります。

「クイーンがトラップ※されること」が有名です。(※逃げられない状態にされ、さらには取られたりする)

また、駒の損得だけでは測れない重要なポイントもあります。

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結局何が起こるのか

ポイズンドポーンを取るデメリットを大まかに表すと・・・

・価値の高い駒を失う
・相手にイニシアティブ(主導権)を渡してしまい、相手の攻めを助けてしまう


などの可能性があります。

より具体的には・・・

<相手に1ポーンと引き換えに渡してしまうもの>
・1ポーンを取るためだけに、テンポ(自由に使えるターン)を消費してしまう
・ピースを役に立ちにくい位置に置いてしまい、守りなどに参加できなくなる
・ピースをトラップ(閉じ込められること)の危険がある位置に置いてしまう
・相手に有利に働く「ハーフオープンファイル」を作るのを手助けしてしまう
・ポーンを取った後に展開しつつ攻撃されて、テンポをさらに失う

などです。

文字だけではわかりにくいので、実際の例を見ていきましょう。

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ポイズンドポーンの例

クイーンがトラップされる

これは一番有名なポイズンドポーンの問題点です。

ポーンをタダで取りたいからとクイーンでbポーンやgポーンを取りに行ってしまうと、クイーンをトラップされて駒損する場合があります。

bポーンがポイズンドポーンになっている場合がよくあります。

タダだからといって「何も考えずに」取るのはやめておきましょう。

例1

タダに見えるbポーンを取りました。


ナイトで攻撃されると逃げ場がなくなっているのがわかります。
クイーンを失います。

例2

この後黒が適切な手を選べばクイーンは逃げられない。


黒:ナイトを展開してクイーンを動けなくしました。


黒:白が何をしてもルークでとどめ。クイーンを失います。

駒はトラップされないが、損する

・ポイズンドポーンを取ると、自分の手を無駄にしつつ相手にイニシアティブ(主導権)を渡してしまい、相手の攻めを助けてしまうことがあります。

について、具体的には・・・

<相手に1ポーンと引き換えに渡してしまうもの>

具体的には・・・

・1ポーンを取るためだけに、テンポ(自由に使えるターン)を消費してしまう。
・ピースを役に立ちにくい位置に置いてしまい、守りなどに参加できなくなる。
・相手が攻撃に使えるハーフオープンファイルを作るのを助けてしまう。
・ポーンを取った後、相手に展開しつつ攻撃されて、テンポをさらに失う。

などです。

さいごに

今回紹介したように、例えばタダに見えるbポーンを取ると、

・クイーンがトラップされる
・ 対局の重要な場所からコマを遠ざけてしまう

というデメリットがあるとわかりました。

「本当に取ってよいのか、取ることでクイーンがトラップされたり、 クイーンが遠く離れても何か不都合なことが起きないか?」と考えてみるようにしましょう。

目先の駒得にとらわれない手を考えられるようになるはずです!

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